ミランのマルディーニ「誰も恐れはしない」

　抽選の結果、ミランは再びＰＳＶアイントホーフェンと対戦することになった。キャプテンのパオロ・マルディーニは『スカイ』のインタビューに対してこう語った。
「難しいグループだ。でも、僕らは誰が相手でも恐れはしないだろう。チャンピオンズリーグに優勝するためには、どのチームも恐れてはいけない。予想では厳しいと思われていたグループが、あっさりと決着することもよくある」

　ミランはそのほかにドイツのシャルケ０４、トルコのフェネルバフチェと対戦する。
　ＵＥＦＡ（欧州サッカー連盟）のスクリーンには昨シーズンの決勝戦の映像が映し出された。
「傷はまだ癒えてはいない。でも、幸運なことに、やり直しのチャンスはすぐにやってくる。それが僕らの考えだ。いやな思い出があっても前を向いて進んで行く」

　マルディーニはイスタンブールで最優秀選手に選ばれたスティーブン・ジェラードとも対面した。
「祝福の言葉を送った。残念だけどね。彼はそれだけの活躍をした。喜んでくれたよ」



 
 ミランのカカ、欧州ＣＬ組み合わせに「厳しいグループだ」

　カカはミランの対戦相手を軽視してはいない。
「注意しなければ。どのチームも僕らとは異なるサッカーをしている」

　ＰＳＶアイントホーフェン（オランダ）、シャルケ０４（ドイツ）、フェネルバフチェ（トルコ）は手強い相手になるとカカは考えている。
「厳しい、難しいグループになるだろう。またイスタンブールにも行くことになる。でも、雰囲気は違うはずだし、それほど影響はないと思う」

　カカはジーコと比較されたことを感謝しつつ、ミランの今シーズンの目標をあらためて語った。
「パリでの決勝にたどり着けることを願っている。その場所にいたい。今の調子は最高だし、いい形でリーグ戦をスタートさせたい。準備はうまくいった。コンフェデレーションズカップの後に休むこともできた」


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