milanhime夜未眠

スペイン 2-0 ウルグアイ
決定力不足を問われていたルイス・アラゴネス監督率いるスペインが、ヒホンのモリノン・スタジアムで行なわれたウルグアイとの親善試合に快勝した。スペインは、ウルグアイ代表MFパブロ・ガルシアのオウンゴールで先制。その後は、バレンシアCFのウィンガー、ビセンテ・ロドリゲスがPKから得点し、チームを快勝に導いた。

  王様の帰還



17日夜の試合で代表復帰を果たしたチームの大黒柱的な選手は、ジネディーヌ・ジダンだけではなかった。FCバルセロナのスウェーデン代表ストライカー、ヘンリク・ラーションも、自らのゴールで復帰戦を飾り、称賛を浴びた。

チェコとの親善試合に臨んだスウェーデンは、フレドリク・リュングベリとズラタン・イブラヒモビッチを欠いていた。しかし、それによるマイナスよりも、ラーションが出場したことによるプラスの方が大きかった。34歳のラーションにとって、代表戦への出場は、この試合が83戦目。昨年10月に行われたアイスランド戦以来だった。だが、19分に先制点を挙げると、後半半ばに交代でベンチに退くまで大いに活躍し、チームを2-1の勝利に導いた。

れを忘れないでもらいたい」。コンディションが万全であろうとなかろうと、ラーションの持ち味は、確かなゴールへのきゅう覚。それこそが、母国でこれほどの人気を集め、元チームメートのグレン・ハイセン氏を始めとする人々から称賛を受けている要因だ。

Zinedine Zidane was not the only talismanic figure making an international comeback last night, with Sweden striker Henrik Larsson earning acclaim for a goalscoring return to the national team.

Hugely impressive
The Swedes may have been missing Fredrik Ljungberg and Zlatan Ibrahimovic against the Czech Republic, but the presence of Larsson was more significant as the FC Barcelona forward inspired his country to a 2-1 victory. The 33-year-old marked his 83rd cap, and first since appearing against Iceland last October, with a 19th-minute opener and shone brightly before being replaced midway through the second half.

ピルロが先制点
アウェーのイタリアは、序盤から攻勢をかける。すると10分、これが実を結び、先制点が生まれた。ACミランのFWジラルディーノがヘディングシュートを放つと、アイルランドのGKシェイ・ギブンにはじかれる。だが、このボールはピルロの元へ。ピルロが、そのままゴールネット天井に下から突き刺した。

ジラルディーノのゴール
その11分後、ジラルディーノが再び訪れたチャンスをものにする。至近距離から打った最初のシュートこそGKギブンに止められたが、こぼれ球を拾うと、今度はギブンの頭上を狙う。ギブンは、頭を越えたボールがゴールに収まるのを、ただ見送るしかなかった。

しかし、その1分後、アンディ・リードの放った低い弾道のシュートが決まる。これで1点を返し、望みをつないだアイルランドは、後半に入ってもアズーリ（イタリア代表の愛称）のゴールを脅かし続けた。終盤には、クリントン・モリソンがゴールネットを揺らす。だが、これはハンドの判定でノーゴール。結局、2点目を挙げることはできず、ホームでの連続無敗記録が17試合でストップした。